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女の子に捧ぐ、POWERの話

日々徒然

少し前まで、恋愛で苦い思いをするたび、あるいは、恋愛以外でも自分ばかりが心身削る役回りになる状況がやってくるたび、いつも「自分は、きっと何かが未熟だからこうなるのだ」と思っていた。こちらにきっと改善すべき部分があり、自分の弱さ(あるいは強さ)が相手をダメにしていて、笑顔になれない自分の方に工夫の余地があるのだと。だから、だいたいの場合、うまくできない自分を否定して焦っていた。

あるとき、尊敬する作曲家のIさんにこのような話をしたら、「人間には残念ながらパワーの差がある。だから、そのパワーの釣り合う人でないと、仕事も恋愛も、対等な良い関係は築けないのではないか?」というアドバイスをもらった。(そして自分のBLOGだからこっそり書いておくけれど、)私はおそらくめちゃくちゃパワーのつよい人物で、(忍耐力も、配慮も、包容力も、リードも、賑やかしも、プロデュースも、器用なほうであるし)、「私」が主語を持ったときに、相手のパワーが釣り合わないと崩れてしまうはずだ、と言う。寄りかかったら逃げらてしまったり、気遣いに乗っかられてしまったり、お世話するばかりなってしまうのは、そこなんじゃないか、って。

「アタシもそれー!」ってなった方いますか?笑

なぜ、こんなことを書いてみようと思ったかというと、私は今回のツアーの中で、ミムラスの音楽を聴きこんでくれている女の子が、お悩み相談をしてくることが結構あって。「”愛したい”をよく聞いてる。今はダーリンの浮気が気になってる」とか「尽くしてきた時間は、間違いじゃなかったって、”54321”聞いて自分を励ましてる」とか「”何の役にも立たない気持ち”がまんま、私です!」とか。みんな、抱きしめてあげたすぎる!笑
おそらくは、どこか、自分と似ている人たちで。お話を聞いていると、繊細で、めちゃくちゃパワフルな愛情深い人が多いのです。だから、自分がそうであったように、「自分のパワーの強さに、釣り合う人かどうか?をよーく観察するといいかも!」と言ってみたりする。関係性にしがみつきたくなるけれど、本当にほしいものに素直でいたら、必要なものが自然と整っていくから大丈夫よ!

明日は月曜日。爽やかな気分で過ごせますように☆彡