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memories of Amsterdam – 3 –

日々徒然

ミムラス内藤彰子アムステルダム3日目は行きたかったゴッホミュージアムからスタート。「I amsterdam card」というカードを日本から予約して行ったのですが、とても便利。(日本で予約したバウチャーを中央駅前の観光センターか空港の観光インフォに持っていくとこのカードと交換できます、滞在日数に合わせて使用期間も選べる)アムスの美術館やメトラム、バスなどが無料で利用できるし、参加飲食店の割引も受けられます。まずは初のトラムに乗車。使い方はSuicaと一緒で乗車時も降車時もタッチします。ミムラス内藤彰子ゴッホミュージアムは、平日朝一で行ったのでとても空いていました。入館口の女性に、思い切り日本人の私が「フッドゥモ~フン(GOOD MORNIGのオランダ語)」と言ってみると「ワーオ!」と笑顔で迎えてくれました:)

ゴッホミュージアムは彼の時代ごとにフロアが分かれて展示されており、展示数も膨大で、使っていた道具、ゴッホが集めていた剥製の展示や日本画のコレクションまであり見ごたえがあります。私はじっくり感覚的に楽しみたかったので、ここでは敢えてガイドをもらわずに観て回りました。

私は、”アパートのベランダ越しに見る町の景色”とか、生活の中のそこらへんにあるものを描いている作品が特に好きです。それらは「自分のお気に入りを切り取っている」ようで、作品がたくさん生まれてること(お気に入りがたくさんあるということ)がいきいきして見えました。暮らしの中に、自分のお気に入りをたくさん持っているという豊かさ。闇よりも、お茶目さを随所に感じました。それから自画像はちょっとイケメンにカッコつけて描いていて、そういったところも親近感が沸いていいなと思いました(笑)”神様”じゃない普通なことがとても良かった。

ミュージアムショップは充実していてセンスもいい。ここで日本の友人たちに頼まれていたお土産も買えました。
「ミッフィーが好きな彼女のために、本家オランダのミッフィーグッズを買ってきてくれないかな」という音楽仲間のためには、ゴッホミュージアム特製のミッフィーちゃんぬいぐるみをチョイス。ミッフィーを抱えてレジへ行くと、支払いのときに慣れないユーロコインに私はもたもたしてしまいます。「あはは、すみません!日本から来たから、ユーロがまだちょっと難しくって!」と言うと、レジのおじさんは「そうだよね!僕らが日本に行ったら、きっと難しいだろうから同じだよ!」とにっこり。どうにか小銭をを支払って商品を受け取るとこんなかわいい包みで渡してくれました(笑)ミムラス内藤彰子↑ミュージアムショップのレジのおじさん。「息ができるように、頭だけ出しておくからな!」だって!!可愛すぎるー!
ミムラス内藤彰子↑運河添い。みなさんこのパーキングに車を停めているけど、運河に落ちる人はいないそうです(笑)

お昼、再び中央駅に戻り本日もMitchellが観光通訳に付き添ってくれました。行きたかったビーズアクセサリーのお店に行ったり、市内の教会巡りへ。アムス市内の教会はどこも歴史が古く、大きな教会は本当に雰囲気があります。パイプオルガンの音とキャンドル。ふと、「日本のお寺や神社も、オランダの友達に見せたら同じように素敵に映るだろうな」と思いました。そういえば、旧教会の近くで不意に”RED LIGHT RADIO”を発見しました!これは、Benny Singsが出演したときに聞いてたラジオ局のサテライトスタジオ。ここに、数週間前、Bennyがいたんだな~!ミムラス内藤彰子↑旅行中、晴れたのは1日だけでした。気温はやはり、東京と同じくらい。せっかくなので、ランチはマクドナルドでテイクアウトして運河添いに座って食べました。オランダのマックは、タッチパネル式注文。支払いはカードのみ(!)Mitchellもいることだし、ここは地元っ子気分でオランダ語の画面での注文にトライ。う~ん、難しかったけど何とかオーダーできました!メニューはほぼ日本と一緒。ミムラス内藤彰子↑マックの後は、もう少し歩いてDutch Foodの”ハーリング”を食べました。ニシンのカルパッチョ、といったところ。ハーリング屋さんはトラックでの出店販売で、軒先にはフィッシュフライ(これもDutch Food)も並んでいた。正直、あちこちでオランダ人に聞くと「ハーリングねぇ・・・まあ、ただの魚に玉ねぎがのってるだけ。苦いし、そんなに美味くもないよ」という反応しかありませんでした。ところが!!・・ほら、日本人ってお刺身やお寿司が好きじゃないですか!
オランダ人の前情報を聞いて食べてみるとびっくり!超美味しいではありませんか!!!苦味も感じないし、脂がのっていてふっくら。美味しかったな~!
ミムラス内藤彰子↑は商店街で見つけた変な翻訳の日本語!Mitchellが「これ、日本人に見てもらいたかったんだけど」と教えてくれました。”Super Dry”が「極度乾燥(しなさい)」と訳されて堂々と看板なっているではありませんか!(笑)Dryを動詞の命令形に捉えて「しなさい」が付き、遠慮がちにカッコで後ろに付けられているといったところでしょうか。日本人から見ると極度乾燥の漢字も笑えますが、語学勉強中の私にとっては他人事には思えず(笑)。暖かい目で通り過ぎました:)
ミムラス内藤彰子↑ダム広場には馬車がいた!脚が太くてかわいい。オランダも王様がいる国ですから、日本と一緒ですね!ミムラス内藤彰子↑アムステルダム中央駅。海外からの観光客がいっぱいいて、旅行者が多い駅。日が落ちてからは、Mitchellおすすめの駅の近くのアムステルダム図書館へ行ってみました。もはや、日本の「図書館」とはまるで様相が違う!PCや勉強スペースがあるのはもちろんですが、FMステーションが入ってたり、イベントスペースでLIVEをやっていたり、上階はいいムードのカフェになっていて、食事のメニューなども豊富にありました。図書館にデートで来ているカップルがいるほど!(日本でいうと、代官山の蔦屋書店が大きくなったような感じ)。とてもスタイリッシュで素敵でした!私はここでスムージーをいただき、本日のDinnerとなりました。

(つづく)