名古屋ストレガでのライブにご来場の皆さま、ありがとうございました。小さな会場で生ピアノをじっくり聞いてもらうライブでしたが、共演の磯たか子さん（ビターサンシャインとして出演）とオープニングアクトの久田いずみさん、皆が洗練されたPOPSで最高のイベントでした！

LIVE後に泊めてもらった磯さん家で「今、面白いことってどこにあると思う？」という話をしました。昔のTwitterがもっと面白かった頃と今で、SNSは何が変わっちゃったんだろうね？とか。音楽はもちろん、本当に色々な価値観の話をしたなあ。
それでやっぱり「クローズド」な方が面白くなってきているのではないか？という感想で私も磯さんも一致したんです。不特定多数に「どうだー！」と見せられているものにはもう結構皆が正直うんざりしていて、それよりも、小さくてクローズドな環境でリアルなことが語られているものだったり、「やっと見つけた！自分のお気に入り！！」みたいな感覚を探しているのではないかしら。

それから、音楽で食べていくのがますます難しい時代だからこそ、辞める人はさっさと辞めるし、本当にやりたいものがある音楽家だけが残っていくという、実は皆にとっていい時代なのかもしれないね！なんてことを磯さんが言っていたなぁ。

ピュアなモチベーションを持続させることがいかに難しくて価値のあることか、ということ。幅広く多くの人に伝えようとすればするほど薄味になるし（やってることがボヤける）、より一層クローズドが面白くなっていくのかなぁ？

Set list:
1.54321
2.レモン色の光の粒
3.川沿いの家
4.君と話す夜
5.slaap kindje slaap
6.ふつうって
7.ピアノ
8.it’s not anything special
(+Happy birthday to Takako Iso)
photo by Okunyan