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穴場を見つける

日々徒然

先日、体調を崩して夜間病院のお世話になったので昼間に精算しに行ったら、
「内藤さん、内藤アキコさん~!お待たせしました~、1万720円ですね!」と言われて卒倒!
本来、人の働かない時間帯に、色々良くして頂いたから仕方がないけど、うむむ。

お会計を済ませ、予想外の出費に、外へ出てからフゥ~と一息。
天気も良くないし、少しノンビリしてから帰るとしましょう。

駅前に戻ると、お昼時でどこも人がいっぱいでした。
その中で、外から覗いて空いているお店がぽつんとあるではありませんか!

それはミスドです。
お昼時だから、おやつにあたるドーナツ屋さんは空いているわけです。
普段はあまり行かないのだけど、この”穴場感”は妙にそそられます。

お腹は空いていないので、カフェオレを注文。すると「お代わりは自由ですので」とサラリと言う店員さん。
ありがたくカップを受け取って2F席に行くと、やはり席は空いていて静かです。

しかし、ここが今の時間帯、”穴場”であると事前にわかった上で用意周到に来ていると思われる先客ばかり!

PCを持ってきて机に色々広げてコーヒーをすすっている人、何か勉強に集中している大学生、etc..
それぞれが一つ飛ばしに席に座り、自分の世界に入り込んでいる様子です。

「あ、なるほどね!」

この静かな客層の心地よい過ごし方のルールは一致しているのだな!好みです。笑
私は外を見ながら、ただ呆けたかっただけなので、全空きの窓際カウンター席に着きます。
雨が降り出した外を見ながら、お代わり自由のカフェオレをひとくち。(しかもおいしい)

加えて、初めて気づいたのですが、ミスドはオリジナルの店内放送チャンネルを持っているのですね!
洋楽の色々な特集が組まれていて、時折入るナビゲーターのMCも英語だから、BGMとして聞き流すこともできるし、
思いがけず曲に聞き入る過ごし方もできるというわけです。

私は何の作業も持ち込まず、お一人様客で行ったので、この「ミスドチャンネル」の音楽に釘付。
静かで居心地良く、こんな過ごし方もできるなんて、ミスド、俄然好きになりました。
先客たちの見抜く目は素晴らしいな!!やるなー。

PET SHOP BOYSの「New York City Boy」の次に、思わずキュンと泣きそうな曲が流れてきました。
なんかシンクロしちゃう。春だなぁ。そう、春が来るんだものね!


『You’ve Got Mail』のサントラだった曲です。(原曲はハリー・ニルソン)

– – –

I GUESS THE LORD MUST BE IN NEW YORK CITY

I say goodbye to all my sorrows
And by tomorrow I’ll be on my way
I guess the Lord must be in New York City

I’m so tired of getting nowhere
Seeing my prayers going unanswered
I guess the Lord must be in New York City

Well here I am, Lord
Knocking on your back door

Ain’t it wonderful to be
Where I’ve always wanted to be
For the first time I’ll be free in New York City

悲しみ全部にさよならを告げて
そして明日には、向かってるわ
きっと神様はニューヨークにいるに違いない

うまくいかないことばかりなんてもうウンザリ
祈っても全然叶わなかったし
きっと神様はニューヨークにいるに違いない

神様 私はここよ
あなたの裏口のドアを叩いちゃう

素敵じゃない?
ずっと憧れてた場所にいるんだもの!
そして初めて、私は自由になるの、ニューヨークでね