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絵を買った

日々徒然

※写真は、春山さんのBLOGからお借りしました。

少し前に、春山恵介さんという絵描きの絵を買いました。展示会を観に行ったら、衝撃!!見る作品見る作品、すごく自分に共鳴したのを覚えています。

日を改めて、高円寺のカフェでお茶をしながら、春山さんご本人から気になっていた絵を持ってきてもらい、見せてもらいながら色々なお話をしました。

「以前は、作品をカッコイイって言われたくて描いてた部分があったと気づいたんです。なんだかそれが嫌になってきちゃって」と話す彼の今の絵は、枝が繊細な木のある景色や夕暮れなど、素直で素朴でとってもすてき。描いた時の温度や匂いまで届いてきそうなほど、描いた人の感じたことに忠実で真摯な感じがするんです。ほら、どんな作品でもちょっとでも無理をしている部分があると、それは受け手に絶対わかってしまうでしょ?それがない感じ。

私が当初、譲ってもらえませんか?とお願いしていた絵は、実は、上の写真の絵なのですが、なんとその絵は春山さんにとって転換期となる時期に描いた大切な絵らしく、できれば自分の手元に置いておきたいそうで。(またそんな思いがあるのも素敵なことだと思う!)「ならば、オーダーで描きましょうか?」と言ってくれたけど、私は作品には偶然的に出会いたいのでお断りし、別にもう一つ好きだった絵を譲ってもらうことにしました。その絵も、描いたときの思いを聞いたら、私が日ごろ考えていたこととシンクロしていてビックリ!私が音楽作りや何かに迷ったとき、寄り添ってヒントをくれるであろうこの絵を、また好きになりました。

母にプレゼントしたいと思って買ったのですが、今は自分の部屋に飾りたいとも思えてきて、迷っています。