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ボランティア演奏で、歌のお礼を貰った

日々徒然

連休は、群馬にボランティア演奏に行った。2箇所お邪魔したのだけど、初めて行ったデイケア施設のおじいさんおばあさんたちが、最後にサプライズで「お礼に僕らも歌います」と1曲全員で歌ってくれた。これには泣けてしまった。何よりも、嬉しいプレゼントだった。
前にも書いたけど、施設に”慰問”と言って行くのはおごり極まりない失礼だと私は思っている。「かわいそうなあなたたち、これで元気だして?これで喜んでくれるでしょ?」的なニュアンスがほんのり潜んでいるように思えてしまって・・・だから、出向くこちらからは”ボランティア演奏”と言うんです。
それに、クオリティ(演奏技術とかだけじゃなくて、音楽にちゃんと魂込めてるかどうかっていう質)が低い音楽を、無理やり聞かすのは虐待に近いとさえ思う。
だから、実感のある、感動する、歌える歌だけ。
そんな音楽だけが、生を輝かすのは、年齢に関係ないことだものね。
演奏会の後、デイケアのおじいさんが「今日の人たちは音楽が違った」と話していたらしい。施設の方が後で教えてくれた。伝わっていたら、嬉しい。



*大阪から参加フルートのTAMAKOさん、SSWリュウさん、Gtケンタロウさんと。