Photo/本番前、鈴ん小屋のステージ。VO、ギター、ドラム、ベース、鍵盤。５人編成だと寿司詰めのステージ

先週土曜日は山内智博くんのバンドサポートで７曲ほど鍵盤を弾きました。お客さんも賑やかでいい空気！山内くんの曲は、カラーパレットのように色々な曲調があります。私はシンセとトイピアノを用いたセットで参加しました。

持ち込みの機材が多かったので応援をお願いしたところ、ご近所住まい・ドラムの丸尾さんが車を出してくれて、行き帰りとお世話になりました。家～池袋は近くて30分もかからず着いてしまうのですが、行き帰りの短い時間に「どういう風に仕事をしていくと楽しく無理せず豊かにやっていけるか」というような話をしたのが良かった。丸尾さんと私の共通点は、貪欲なエネルギーの高さかもしれないな。いつも「こんな話、マジメで重いかな」と思う話を引かずに聞いて答えてくれる、ありがたい先輩です。

実はこの日の午前中、横浜でやっていた泉谷閑示さんの「愛と孤独を考える」というお話会をぶらり聴きに行ったのですが、その内容と丸尾さんの話してくれた内容がシンクロ。お話会の方は、空海の煩悩即菩提（煩悩＝菩提、悟り）を例に来場者との対話で進んでいく。―　人の欲望（煩悩）はなくならないし、禁欲など偽善（遮情）、欲こそが生命力とも言える、だから逆説的に小欲を大欲に育てていくこと。するとそれが遠回りなようで一番”愛”に近付けるのではないか　― というお話でした。孤独（≠孤立）の中で、自分の人生の矢印を見つけ続けることの大切さとか。

BLOGの文章では表しきれませんが、心の中にしまっていたエネルギーをぐいっとひっぱり出されたような、爽やかな気分の一日となりました。