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シンパシー

日々徒然

連絡もしない、会いもしない。なのに、しばらく関わりがなくても、
「きっとあの人は”いい感じ”で何かやっているだろう」とほぼ確信するような、心の中の友達が何人かいます。

これといって何か、たくさん語り合ったことがあるわけでもないのに、作られている信頼や友情。
さして一緒にならないのに、気付けば長くなったもの。・・・一体これは何なのでしょうか。

最近、”回文ソング”のネタでTV番組で優勝したお笑い芸人&ミュージシャンのBIG JUHN(ビッグジュン)さんも
私にとってその一人です。数年前に、知り合いのドラマーが彼のライブで叩いていて繋がった出会いです。

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小島よしおさんらとWAGEというコントのチームで活動したのち、ミュージシャンになったジュンさん。
(といっても、お笑い要素いっぱいの仕掛けがたくさんある楽曲。で、歌詞がいい!)

初めて見たジュンさんのステージは、一人で歌う曲の間奏に、
ビンテージギターソロならぬ”ビンテージ掃除機ソロ” なるものを披露していました。
間奏になるやいなや、ステージの上に掃除機をもってきて、真顔でかけ始めます。
・・それはもうシュールでシュールで、お腹がよじれるほど笑いました!

はたまた「う●こ」という曲では、下品なネタかと思いきや「君に起こる嫌なこと、僕が全部食べて、う●こにしてやる」
って内容のバラードで、ライブだとお客さんに、この3文字を歌わせるんです。スゴイ。

そんなジュンさん。5~6年の間に2、3回ミムラスのイベントに出て貰ったり、
忘れたころに、今度は彼のCDのレコーディングで、コーラスに呼ばれたこともありました。

芸人気質のジュンさんは、どこかにいつも「売れてやる!」という牙を持っていました。
でも、私がジュンさんを好きなのは、
誰かとの抱き合わせ便乗商法じゃなく、いつもDIYで自分発信している姿勢でした。

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そして昨年、志村けんさんらが審査するTV番組の中で、ジュンさんの「回文ソング」ネタがチャンピオンに!
私が知ったきっかけは、Yahooのトップニュースでした。
「わー!うれしい!!おめでとうございます!!」 思わずメッセージを送りました。

それからみるみる活躍の場が広がり、土曜日のNack5でレギュラー番組を持つようになったジュンさん。
ある日「久しぶり!今度、番組でミムラスの曲をかけてもいいかな?」とメールが来ました。
もちろん快諾し、私もお返事と共に楽曲のデータを返信。

その日の番組でミムラスの曲が流れました。

「・・はい、じゃ、次の曲はですね・・・あぁ、この方は僕のCDで女声コーラスをやってくれたんですよね~
あんな曲歌ってくれたけど、でも普段はちゃんとカッコイイ音楽をやってるんですよ!
聞いてください、ミムラスで『それはまるで恋のよう』」

自主で出したCDのこの曲が、全国ラジオで流れた瞬間でした。
・・・長年自分でやってきた人ならではの ”愛” なのです。

そんな粋な計らいをさらりとやってのけるジュンさん、
今日はR-1グランプリ(お笑いピン芸人の大会)2回戦に出ているそうです。
応援していますよ!

(ミムラスがCHOで参加した、BIG JUHNさんのアルバム)

チャーハン大好き(Chaofan Daisuki)
BIG JUHN
B005DIBI5U