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岡山2日目、3日目を振り返る

日々徒然

本当は、事細かに全部を文章に書き残しておきたい。そのくらい、濃密で心の動く瞬間の連続でした。雪道のせいで帰りは12時間もかかって帰り着いた東京で、ぼんやりと3日間の出来事を思い出しては噛み砕いて過ごした今日1日です。

3日間の景色、全てはムシマル君と二人三脚した時間であり、音楽でした。
「心の磁石」を聴いて、CDを手にしてくれた皆に、ありがとう。

【岡山キャンペーン2日目】倉敷でLive
昼前に起きて、ホテルでしばらくピアノを弾いたり、お洗濯したり。お天気もよかったので、出発まで市内を散歩に出ました。
しかし、爽やかな空気とは対照的に、私の心の中は徒労感でいっぱいの泣きたい気持ちだった。というのは、前日の夜中から、東京のスタジオの仲間と2月のライブの機材をどうするか?というやりとりをしていて、私が思い描いたプランとやれること(主にお金、人)の間に大きな差があって。”もう一人じゃできないよ!”と半べそかきながら、みじめな気持ちで爽やかな緑道を歩いていた。それでも、スタジオの仲間は私の状況をよく汲んで、色々なやり方を示して助けようとしてくれるのだけど。「2~3日、考える」とお返事して、今日はもうそのことを考えるのを一旦止めることにした。今日は今日のことを。フランス菓子のスフレが美味しそうなカフェを見つけて、いっぷく。少し心が落ち着いた。

夕方、ムシマル君の車で倉敷まで行くことになりました。
IMG_1093この日は、初めての倉敷でのLIVE。Cookie Jarは、2階まで吹き抜けになった、ウッディーなステージ、なんとも温かみがあります。2階席からもステージを見下ろせて、眺めが良かった!(写真は地元のユニット・カンパチさんのリハーサル風景)告知にはありませんでしたが、この日もムシマル君が私のステージにゲストで登場してくれ2曲一緒に演奏しました。
ミムラス内藤彰子set list:
m1. 54321
m2. 君と話す夜
m3. 愛したい
m4. ピアノ
m5. 何の役にも立たない気持ち
m6. 心の磁石 w/ mushimaR
m7. it’s not anything special w/ mushimaR

Facebookにほんの少しupしたので観ることができます!私の曲「it’s not anything special」、とても楽しかった!!

I'm happy!!!!!!!!!!!!!!!✌️✨

Posted by ミムラス内藤彰子(official) on 2016年1月16日

そう、希にだけど、ライブ終わりに「ミムラスさんて、●●(アーティスト)とか好きですか?」という言葉をかけられると、私はがっくりしてしまう。私は、私だよ。

倉敷でのライブはセッションまで楽しくて、残って打上げもしたかったのですが、翌日の昼のステージがあったため解散。岡山市内に戻って、明日の機材搬入を済ましてから、ムシマル君とラーメンをすする!寒い中に行列していたほど人気の名店のようで、確かに美味しい。激沁み。
「ねえ、今回のコラボCDさ、私たち本当に作ってよかったと思うの!」と言うと、ムシマル君は本作がきっかけで「早く自分のレコーディングしたくなった!」と語っていました。それは私も楽しみだ!
IMG_1096夜は、岡山市内もとても冷え込みます。お風呂に浸かってから、パタンと眠りました。

【岡山キャンペーン3日目】岡山でLiveにゲスト出演
ホテルのチェックアウトを済ますと、本日の会場の「カフェムジカ」はホテルのすぐ近く。のんびりと歩いて向かいます。
FullSizeRender到着すると、入口になぜか最近よく行き会うキーワード「電気GROOVE」石野さんのイベントのポスター。下に、我ら「心の磁石」のポスターを貼って貰いました。
会場は、ソファー席が広々と並ぶ、明るいカフェで洒落た雰囲気。主催のナカモトミズキさんが到着されていて、すでに音響の方と一緒にてきぱきと準備をしていた。「おはようございます!ゲストのムシマル君に便乗させてもらった、ミムラス内藤彰子です」と挨拶すると、「ムシマルさん、30分遅刻するらしいです(笑)」と。ネコの手くらいのことしかできないけれど、少しセッティングをお手伝いさせてもらう。ミズキさんは本当に働き者。同じ立場のわかる身としては「何か力になれることがあれば、楽をさせてあげたいな」と思うほど、働き者。それくらい、このイベントを成功させたいって思いがあるのだな!おっしゃー。 少ししてムシマル君が登場した。
FullSizeRender[1]mushimaR名義では、この日が今年の初ライブだということで、彼もひときわ気合が入っている様子です。丹念にリハーサルが進んでいくのを、すみっこで観ていた。曲もいいし、クセのない歌い方の真っ直ぐな声が私はとても好きです。長くやっていると変な歌い癖がついてしまって、それを武器だと思いこもうとする人もいるけれど、彼は柔らかくもナチュラルな真っ直ぐさを貫いている。「普通」ができる人の強さ。それが、ムシマルくんの男気であり、この人の気骨を感じるところです。

間もなくして、本番が始まります。お昼のライブのため、明るい時間に開始するのが爽やか!お客さんも、コーヒーカップでカフェメニューのご様子。そして主催のミズキさんが1曲弾き語りをして幕を開けたイベント、トップバッターはmushimaR。終盤に「心の磁石」と「it’s not anything special」を2人で演奏しました。
IMG_1156(お客様のSNSから写真お借りしました。Thanks!)窓辺のステージ、いいね!
ミムラス内藤彰子約1時間のmushimaRステージは、新旧の楽曲を歌い上げた内容で、素晴らしかったです!マジ、素晴らしかったよ!

出番が終わったし、なんせ、3日間とても頑張った私たちに乾杯!ミズキさんのステージを2人で飲みながら観ました。至福!
IMG_1130ミズキさんのステージは、ブルースを感じた。シュッとしたルックスとは真逆の、どろりとした叫び。完全に処理できない、自分の中の相反する要素と戦ってるような。客席を見渡すと、彼の歌詞を一緒に口ずさんで見入っているリスナーさんが何人もいた。
ミムラス内藤彰子終演後は、お客さんも入れて打上げ。皆よりも2歩くらいリードしてアルコールを飲み始めていた私とムシマル君は、スタートからだいぶイイカンジ(笑)だったかと思います。(3日間でずっぱりの最終日で疲れていたから酔ったのもある)ミズキさんに「この2人は後半、ただの酔っ払いだった」と揶揄されながら、色んな話に真剣になったり、大笑いしたり、しっぽりしたりして、楽しい時間でした。

しかし、皆より一足先に私は帰りのバスの出発時間が迫ってくる!帰りたくないけれど、皆にお別れの挨拶をして会場を出ます。しかも外に出ると雨。バス停までムシマル君が見送りに来てくれました。次に一緒にできるのは、3月の東京だね!

また来るよ、OKAYAMA!会えた皆さん、ありがとう。