サウンドのセンスとメロディーの自然さ、歌詞の深み（リアルさ）が両立している、人間くさいシンガーが、私は好きなのだなぁ。先日の林邦洋さんのライブを観に行って、しみじみ。私はパンチを喰らうほど感動して帰ってきました。

いかに本人が、血肉になったものを実感に沿って演っているか？という部分なのかもしれません。実感（や、本心のようなもの）は、案外フタをしていて本人ですら素通りしてしまうことがあります。このフタを開けるのは勇気とパワーがいるし、普段は出したいのに隠しておきたいようなものが入っているのかもしれません。あるいは、ちょっとした打算（妥協や手抜き）でフタの存在にすら気づけなかったり。

心の中は妥協に慣れちゃいけない。自分の心に頭で言い聞かせて心を黙らせちゃいけないな！

「そうじゃないとこんな歌詞も書けないし、こんなに自然にこの歌を歌えないだろうな」林さんの歌を聴いていて、そんなことを思いました。林邦洋さんは6/25のイベントでも共演しましたが、改めて凄いシンガーでした。良いライブ観た！