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マイハート、カムバック!

日々徒然

先週、ホームページやSNSでアルバムの発売日と第一弾のミュージックビデオを発表しました。
長らく温めてきたので、発表できて少しスッキリ!!

ギターの加藤君と話していて、アルバムの初めの曲を録音し始めたのが2012年の夏頃だったと思い出しました(ワォ!)私がミックスの仕上がりに迷ってしまって、質感を決められなくて一旦保留になっていたためです。2013年の冬には、アルバムも完成していないのに「X’mas CD」を作ったり、正直、アルバムはもう触れたくないものと化していました。そして、”解毒期間”だったとも思う。以前の私は今より謙虚だったので(笑)、自分に無理をする意見も飲み込もうとしていました。
・ミムラスはこんな曲が似合う ・こんな曲やると音楽的じゃない ・こんな音を使うのは安易だ ・ピアノとミムラスの声は合わない ・こんな音楽を聞いたほうがいい ・普通じゃだめ 、、etc.
今でこそ「私が決めないと意味がないでしょ!」と言えるけど。全ては、周囲の何気ない、善意でかけてくれた言葉なのだけど「そうか~、何か胸がザワつくけど、そう言われるならそうかもしれませんね」と間に受けていたら、心が黙り込んでもう何も話してくれなくなっちゃったんです!(音楽出てこない!) いや、周りが悪いわけでもなくて、いつもどこか生徒気分でやっていた私、なのですが。そうやって、本心への小さな小さな嘘を重ねてしまうと、また心が安心してノビノビ喋り出すのに、ともすると何年もかかってしまう。ホント、日々の心の純度が、超大事。そんでタフになってかないとね! 戻ってこられました。

:)アルバム完成までに、私をシャープにしてくれたアーティストに敬意を表します(全部は書ききれないですが)

・Nina Simone /クラシックピアノ出身の私は、堅苦しいアプローチになりやすいことがコンプレックスだったのだけど、”クラシックピアノ出身”を魅力に変えて見せてくれた!あと、大胆だけど凄い繊細、それでめっっっちゃ優しい。
・MIKA /ポップスターがナイーブでもよく、色んな振れ幅あって全部OK!という感じ。ドロっとしてて不揃いな部分を消さない。ピアノ弾き語りで録音してるアルバム曲の、器用じゃなさ。それでいいんだった、それでいいんだった!
・it’s a musical /好きなようにやるためには気が散りたくないから、サポートメンバー入れるぐらいならベースはシンセで自分で弾く。という明快さ。冷めないことが優先でいいんだった!あの楽さ!
・Antonio Lopes /(画家)寡作でも気にしない。好き・感動したから、その対象をそのまま描きたい!というところ。何か工夫して魅せようとか意図的な手を使わない。芸術を「普通か否か」で論じる人がいてうまく反論できず傷ついてたとき、ロペスがすっと目を覚まさせてくれた!
・HONDALADY /サウンドは自由に好きなものをやりつつ、詞は自分の内側をあんなにぴしゃりと書いてて凄い!ハッとした。それが普遍的。LiveにRecに、参加させてもらったのは大きく、私も書いてみたくなった!
・MINDY GLEDHILL /穏やかで可愛い音楽を作るからって、普段そういう格好したりそういう発言をする女性じゃなくていいよね!という感じ。好きにやりたい、を全部体現してる。サポートメンバーは信頼するいつものギタリストとしかやらないと決めてるシンプルさ。

ミュージックビデオ第一弾「川沿いの家」
Music video by Ezoe Kazuhiro. (P) 2015 BURGER INN RECORDS

忙しくしているうちに、我が家のメダカ水槽にいるヌマエビが、赤ちゃんを産んでいた!!
水槽の底を5ミリくらいのエビが散歩しています。笑