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Coming Home Tour 北海道編 (フルボリュームでお届け)

日々徒然

<札幌のホテルからの眺め>
ミムラス内藤彰子新千歳空港に到着してすぐ携帯の電源を入れると「着いたかい?寒い?」という東京からのメールが入ってきて、思わず「雪ー!」と返す。ところが、後々知るのですが、北海道民にとって、今年は雪が少なくて「暖かい」というのです。ビックリ。
ミムラス内藤彰子 北海道着いたその日はまず、札幌音楽処というCDショップでのインストア。アルバムから5曲ほど演奏しました。招いてくださった、↑店長の石川さんとお写真。音楽処がある「大通」という駅の周りは、デパートやショッピングセンターが立ち並ぶ、シュっとした雰囲気。主要道路の歩道は、ロードヒーティングで雪はありませんでした。パトロール中に、かわいいカップケーキSHOPを発見。この日は音響がとてもよかった。

インストアが終わって、ここからが食べ物との戦い!(前回のツアー北海道で増えた体重を戻せぬまま、また北海道へ来てしまった)。東京の仲間からも、札幌の人たちからも「ここへ行ってみてください!」というオススメ情報がてんこ盛りなのであります。しかもどれも美味しそう!けれど、本当に、こんなに食べているわけにもいかないんだけど・・・
ミムラス内藤彰子1日目は、海鮮。白子の鉄板焼きなどをハイボールとともに頂く。2日目は、自由行動日で休日。ひとりブランチに、「さえら」という喫茶店でフルーツ&カレーコロッケのサンドウィッチを。そしてよるはジンギスカン!ウッ、ハッ!そろそろ、お腹が苦しい・・・

3日目は、夜に8joというお店でライブがあった。昼は地元の方のおすすめでスープカレーの名店でランチ。さすがに食べてばかりで体が重たくて、地下鉄の駅を電車ではなく、ひたすら徒歩で移動します。少し早く着いた北18条駅(8joはここにある)の、北大前に、雰囲気のある喫茶店をみつけ、ひとやすみ。居心地良く、セットリストを考えたりして過ごす。
ミムラス内藤彰子

8joのライブは、アップライトピアノでの演奏でした。地元の男性シンガー2人と共演。アルバムの曲を中心に演奏しましたが、ムシマル君とリリースした「心の磁石」も1コーラス歌ってみる。この曲が生まれたエピソードとともに演奏すると、みんなが「すごくいい曲でした」と言ってくれた。
本編のライブが終わって、1杯飲んでいるとオーナーから「ミムラス、喉は潤ったかい?アンコールステージやらない!?」と言われ、慌ててしたくをします。会場に見に来ていた、エミリオ君というドラマーが、急きょカホンで入ってくれ、3曲ほど演奏しました。リハなしどころか、初対面なのに、完璧な演奏を合わせて来てくれ、ビックリ仰天だ。「川沿いの家」「それはまるで恋のよう」「サンタが街にやってくる(これは出演者全員でセッション)」を演奏。
ミムラス内藤彰子
とても楽しい夜でした。もっともっとゆっくり飲んでいたかったけど、明日のリハに備えて、小樽の宿をとっていたので、打ち上げも早々に退散。外に出ると、熱くなったお店とのギャップか、とても寒く感じました。

ちなみに、小樽で宿泊したホテルが、どういうわけか(決して高いお部屋を予約したわけではない)過去最高グレード!?のスゴイ部屋であった。ベッドはダブル。ソファーもあるし、お風呂も広々。ひとりで泊まるには広すぎるが、ここはせっかくだからとベッドに「大」の字で眠りについた。なのに、良く朝起きたら、隅っこで小さく目が覚めた。
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翌朝の4日目は、11:00~リハーサル。
会場のモールに直結したホテルに泊まっていたのですが、向かうまでのあちこちに、私のライブのポスターが貼りだされていてとてもうれしかった。集合してご挨拶をすると、PAさんも、イベンターさんも、司会の方も、みんな気さくで親切。音響も気持ちよかった。帰りのお土産まで持たせてくれ、心にどれほどし沁みたことか!
ota4ho4ミムラス内藤彰子会場はショッピングモールの中を4Fまで吹き抜けにしてあり、バックはガラスで海が見える!!ピアノを弾いて歌うと、心地よい反響と、海を望む。スゴイ。感動してしまう。
ウィングベイ小樽は、お買物中の方がたくさん聞いてくれました。手を振ったり、手拍子してくれたり。そして、見に来てくれたリスナーさんや友人たちが、ミムラスのチラシ配りを、ステージ中に手伝ってくれました。大感謝です。
30分、2ステージあったので、「サンタが街にやってくる」「A Thousand miles(ヴァネッサカールトン)」のカバーなどを交えながら、私のオリジナル曲を歌いました。

ウィングベイのステージで、ツアー北海道編が終了!
ミムラス内藤彰子を知らない人たちに、とても地道ではあるけれど、音楽を聴いてもらい、その中で「良い!」とチョイスしてくれる人と出会えたこと。それが幸せです。

自分の活躍が誰かの喜びになると思うと、嫌いなことも何でもやろうと思うときもあるけれど、それは逆に「本当には届かない」ことだと知る。好きなように私のセンスで、ステージを、物作りをしていかないとわざわざ私がやる意味がない。いろいろな動きをしているからこそ、自分の心に1㎜の嘘もない感動する音楽や活動をしたい。そう心に思った北海道でした。

(食べ過ぎが続いたので、目下断食中)