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シュミかシゴトか

日々徒然

ミュージックマンデーに来てくれた初対面のリスナーさんに「このイベントは趣味で好きにやっているのですか?それとも仕事的なものなのですか?」と聞かれたので、話すとえらい長いことになってしまうため「半分趣味、半分仕事です」と答えました。この自分の答えが消化不良だったので補足をば。

私の中では、このイベントは「より実感が伴う」音楽の伝え方のひとつなのだと思っています。

私のようにソロで音楽活動を続けていると特に、意図が不明のライブ出演依頼がたくさんメールで送られてきます。中には、「あなたの歌を聞きたいので」とメールが送られてくるのに、出演費用は~万円です、とか。結局”穴埋め”要員であり、何をもって依頼してきたのかは疑わしいところです。そんなライブは開催されちゃいけないと思うんです。(もちろん、心ある依頼だってありますが)

ミュージックマンデーでは「じっくりお話を聞き、そのアーティストを知り、心から音楽を感じたい」と思うアーティストを呼びたい。だからこそゲストの人選は、お店でなく、ホストである私やエガワさんが自分たちで交渉しているんです。お店には、配信とPAのスタッフさんがいて、私とエガワさんはホスト、ゲストにはライブとトークで参加してもらう。誰かが「得しよう」という発想を持つと成り立たない小さなイベントですが、純粋に実りの多いイベントであることも確かです。

「シュミ」か「シゴト」かを分けるラインは、”最終段階で選ぶか?選ばないか?”なのではないかと思うんです。生きる環境や事情が詰まってきて色々なことを手放していかざるを得ないとき、最後の方まで残るもの。アクセサリーではない行為。

そこで音楽をやっているタイプの人が作る音楽が好きです。それを伝えるイベントでありたいです。

つまるところ、私自身も音楽家なので、イベントを企画し切り盛りすることが1番のやりたいことではないという点では「シュミ」でもあるわけですが、こういうイベントを動かしていくことによって、自分を含めた音楽家の本当の価値を見て欲しい!という問いと表現は、わりと「シゴト」なのではないかと感じています。