blog
ハワイ旅行雑記(ほぼひとり旅)
ラストワルツのライブの翌日から、姉とハワイ島へ1週間行ってきた。海外へ行くのは楽しみだけれど、ツアーを飛び回ってる私は正直、そこまで乗り気ではないまま出かけていった。3日目の朝に、姉の機嫌の悪さと私の疲れが限界で、そこからは口もきかず、完全別行動での旅行だった。結局成田に着いても別々行動だった。(結果、それはそれで良かった)
ハワイ島は、ホノルルから更に飛行機を乗り継いで行く。火山と海、大自然いっぱいの島で、マングースがよく歩いていたり、海には大きな亀が泳いでいたり、派手な遊びは何もなかったのが良かった。島には電車もないし、夜は、どこのお店もラストオーダーが驚くほど速く、早寝早起きを当然としている流れ。泊まったリゾートホテルも、シンプルなコンドミニアムのようだった。
プライベートビーチは、とても空いていたから、何度か泳ぎに行った。サンセットは綺麗で、夜も、風の音と波の音に静まり返る。寝そべると、毎日流れ星が見えるくらい星が見えた。
↓の写真は、標高4200mのマウナケア山から。サンライズを観にった。標高が高くて、はじめは息が苦しくて怖かったな。太平洋の一番高いところ。日が昇る前に、地球の影が空に映るのを初めて見た。
途中の標高2000mくらいで見た星空。プラネタリウムよりもよく見える!流れ星がよく流れる。お願いごとは間に合わなかった。。
ワイコロア地区。のんびりしている。スーパーにウクレレが売っていて驚いた。のんびりしているからアコースティックのサウンドが生まれ、好まれるのかな!?歩道はマングースがよく歩いている。ホテルのレストランで食事をしていると、足元にスリスリ・・・「Morris」という雄猫。魚のパスタを頼んだので、一緒に食べることになりました。笑 素晴らしい刺客システム。彼にも20セントだけチップをあげた。
朝食ビュッフェ中、テーブルにお皿を残したまま他の料理を取りに席を立ったら、となりの席の外国人が私のところに慌てて何かを伝えに来た!はじめ、言ってることがよく分からず「お皿は一人1枚しか使っちゃいけないのよ、だから戻って」と言っているのだと思った。そしたらよくよく聞いていると「Ten birds are eating your dish!!!!」と言っているのが入ってきた。そういうことか!!!
慌てて席に戻ると、たくさんの鳥が私の食べかけのお皿に群がって、散らかされていた。テラス席のレストランは、鳥との戦いらしい。ホテルの方が、優しく片付けてくださった。次の料理を取りにいくとき、先ほどの外国人夫婦が「Cover your dish!」と言って、隠し方を教えてくれた。そして席を立つと「Your phone, too!」と携帯を指して言った。なるほど、アメリカンジョークね!「Phone is delicious, too」とボケに乗って、わはは!と和やかな朝食を楽しんだ。
旅行は出歩くよりも、あたかも暮らすように過ごすのが好み。ハンモックで昼寝して、海に泳ぎに行って、たまに珈琲飲みに行って、たまに買い物をして。星を見て、風を浴びて、それをおしゃれなロハスな意味ではなく、ただ普通の暮らしとして過ごす。ハワイ島はとても静かで、内観/内省の旅といった感じだったな。