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エガワヒロシさんとサントラを作った話

日々徒然

「ミュージックマンデー(旧ダラダラジオ)」が終了してから、最近ではすっかりご一緒していなかったエガワヒロシさんに誘ってもらい、久しぶりに二人で作業、映画のサントラを録音しました。
『捨て看板娘』 河合元監督作 → HP
★ 伊参スタジオ映画祭サイト

エガワさんのスタジオにお邪魔して、まずは、全体のストーリーを聞く。(最近、体調を崩して心身弱っていたわたくし、エガワさんが口頭で話す大まかなストーリーを聞いただけでウルウルしたという・・TT)
次に、録音する各シーンを小分けに見ながら「このシーンは、こういう場面で○△□。・・・で、このセリフを言い終わったら、ここでイン!!」と説明を受ける。そして、エガワさんがシーンに合わせて考えたフレーズのニュアンスを汲みながら、ピアノで弾いて録音。
なのだけど、今日初めて見る映画のワンシーンを見ながらピアノを弾くという技は、聖徳太子のようでありました。
ストーリーの展開を追いながら、雰囲気に合う演奏をする。例えるなら、電話をしながら、日記を書くような感じ。
「あれ?どこまで弾くんだっけ?あれ、次のカットまだかな・・・」と、もたもた考えるとピアノのサイズがシーンを超えてしまったり、「あぁ!今、凄くこのピアノはまってる、、いいよ、、いいよ~」と悦に入ってしまうと、長さが足りないところでフィニッシュしていたり。。エガワさんには、何テイクも付き合ってもらいました。
けれど淡い絵に合う、牧歌的な感じのサウンドドラックができました!少ない音数で、肌を感じるようなピアノになりましたよ。
上記リンクの映画祭で、11/16に上映されるようです。