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毎日短いブログ166 – 今起こっていること

日々徒然

遂に身近でも陽性になったという人が出てきた。よくつるんでいるオランダ人の友達だ。30代前半の彼は「若い人は罹っても深刻な事態にはならない」「年上の人にうつさなきゃいい」「オリンピックは俺は仕事が増えるからやってくれた方がありがたい」と言い、コロナの話では私と全く意見が合わなかった。

ところが今日メールが来て「やばい!熱が出てPCR受けたら陽性だった。旅行なんて行くべきじゃなかった」と。前から予約していたシェアハウス仲間との九州旅行のフライトがキャンセルできず、宣言中であったけど行くことにしたと聞いたのがつい先週。まずは自宅待機で様子を見るそうだけど、シェアハウスの仲間たちは彼よりずっと年上だからそれも心配だ。

コロナが長引いてきて私たちも慣れてしまいつつある部分は否めない。街の人出や電車の混み具合を見ると、きっと自分の番が来るまでは多くの人は彼のような感じなのではないかと思う。一番怖いのは自分の体調ではなく、一緒に時間を過ごした身近な人に自分がうつしたかもしれないということだろう。それに泊まったホテル、旅行戻ってから会った友達、フライト、電車、飲食店。感染判明したときに足取りを辿って連絡なんてされないだろう。そういうことがあちこちで起こっていると思って過ごした方がいい。「100枚中2枚死刑になるカードくじがあってそれを”大丈夫、大丈夫♪”と言って引けるか?引かせられるか」と例え話している人がいたけど、本当にそういうことなんじゃないかしら。

*本ブログから外国人への偏見、感染者への偏見を持ちませぬよう。