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クートラス展

日々徒然

FullSizeRender自由が丘のスタバへ来週の打合せで行って来た帰り、坂口恭平さんのツイッターにつられて
松涛美術館へクートラス展を見に行きました。
作品の一部は、↑のリンクから見ることができますが、どれも可愛らしくて、
作者の作ってみたかった!という楽しさがいっぱいです。

粘土作品も、「カルト」というカードサイズの作品も、小さい頃に、
工作遊びで作ったことがあるような、楽で自由な作品群(に見える)。
だからなのか、少し懐かしく感じる。
と同時に、これを懐かしいと少しでも感じた自分は、
遊びの感性が鈍くなっていたのかもしれないなぁー。 なんて。

見終わる頃には、身体の奥から元気が出てきますよ!
「ね?思い出した?君にもできるでしょ!!」と励まされたような気分でした。

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初めに浮かんだ衝動が一番美しい(=カッコイイ、グっとくる、普遍的、etc.)
でも、私たちは恥ずかしさからか、見栄からか、世に出すためといって
見知らぬ誰かのために綺麗に加工しようとしすぎるのかもしれません。
作品、振る舞い、ことば、態度。いろんなものを。
そうしてクオリティは上がった筈なのに、初めのキラキラした感触は減ってしまいます。

その”スピード感”を消さないために必要なものと、不要なものがあります。
クートラスはそこに凄く正直だと思いました。(だから大変な人生でもあったのだろうけど)