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渋谷の夜は明けて

日々徒然

ミムラス内藤彰子ラストワルツでのピアノ弾語りでした。

set list:
m1. 君と話す夜
m2. 愛したい
m3. 川沿いの家
m4. エンドロール
m5. 俺なんて(HONDALADY)
m6. これ以上キミはいらない(堂島孝平)
m7. 何の役にも立たない気持ち
m8. ピアノ
m9. 心の磁石
m10. 54321

今の気分に合う選曲で、懐かしい曲も歌った!
堂島さんのカバー、切ない片思いの歌詞は胸が痛いくらいぴたりとくる言葉が良くて時々歌うのです。わかるなー。
「心の磁石」はソロ、フルバージョンで歌ってみました。(初)

歌詞と言えば、小学生の頃から好きだった杏里さんの
「ハッピーエンドでふられたい」を最近聴いたのですが、素通りしそうな言葉の意味に気づいて
キラッと胸が躍りました!
吉元由美さん作詞のこの曲は、悲しみを振り切っていく女の子の歌。

”私を待つ誰かのため 素敵に恋 終わりにするのよ” も 
”明日はどんな服を着ていこう 派手な色で自分励ますの” も、かわいいー!と思うのですが、

カレと別れてきたばかりの女の子が車で聴くコレ・・・

”FMステーションからエアポートの音が流れ出す ホノルル行きは1時間遅れ いつか行こうと約束のままね”

すごーーーーーい!!
今更気付いてうなりました。

ラジオから何気なく飛行機の遅れを知る彼女、もしかすると今戻れば間に合うかもってよぎった”1時間”だったんだー!切ない!!

さらりとやさしい表現の中に、心情が詰め込まれていてほんとにすごいです。

————

ライブの前日、生ピアノで歌ってみようとスタジオに行ったら、「あ、私は新しい曲を歌いたいんだな」と感じたの。
約半年間、思い切り活動的に動きまわっていたけれど、自分の中のものを拾い上げる時間を欲しているな、私!

止まっていては出会えないけれど、動き続けているだけでも出会えないものがあるように思います:)
しばし、そんな時間を大切に過ごそう。