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Benny came back!

ミムラス内藤彰子なんと、Benny Singsがたった1日のライブのために日本に来た!(本当に翌日の便でオランダへ帰って行った) ほとんど出ていなかった告知を私が偶然見つけられたのは、インターネットで何か調べものをしていた先の偶然のラッキー。だって、ベニー本人ですらその告知をしていなかったのだから!

平日の深夜1:30~、代官山の小さなライブハウスでのショウ。本当にベニーはこのために!?(彼を呼んだ企画者もすごい)
とても寒い夜の代官山を歩きながら何とか耐えられるなんて、私はどれほど熱心なのかと自分に感心しながら(笑)

会場はとても小さくて、深夜だから結構空いている。入口からリハーサルの音が聞こえると確かにベニーで、自分もミュージシャンなのやたらと感動してしまいます!ドリンクを注文して最前列に進むと、自分の部屋にいるような距離感で楽器が置かれている。私の隣にも熱心なベニー好きのカップルがいて、開演前に話しかけたらすっかり意気投合してしまいました:)「私、ベニーがきっかけで先々週、アムステルダムへ行ったんです!」「えー!そりゃ凄いな!!」

ショーは本当に素晴らしかった!ベースとCho+リズムマシーンを入れたアコースティックTRIOで、客席の熱気も十分に3人を迎えていたし、演奏曲も新旧いろいろと演ってくれて楽しかったです。ベニーがグランドピアノで歌う曲とギターで歌う曲があって、どちらも素敵でした。優しくて、おおらかで、楽しくて、あったかい。それでいてスタイリッシュなサウンド。なんて素晴らしいんだ。ミムラス内藤彰子終演後にベニーにショーの感想を伝え、「ベニー、私は2週間前アムステルダムに行ったの!素晴らしい町だった!」と話すと「わー本当!?それは嬉しい知らせ!」と喜んでいました。そして日本土産に日本酒+おかきをプレゼントすると「ARIGATO」と訛りのない日本語で返してくれました:)ミムラス内藤彰子コーラスのJuneは「大阪で踊りまくっていたあなたよね!」と私を覚えていてくれ、東京で年越しをするのでどこを観光するといいか、などを話しました。まだ英語で上手に伝えきれない私は、紙におすすめの場所と行き方を書いてJuneに渡しました。①東京都庁のGood view、②安くて美味しい桃太郎寿司、③板橋の日帰り温泉(でもカップルでセパレートよ)、をおすすめしてみました。笑 ガイドブックにない感じで、行くかどうかは別として面白いでしょ!
ミムラス内藤彰子ベースのBramはとてもフレンドリーで、ハイテンションで感想を述べる私に「Wow I love Japan!」と言って大いにハグしてくれた。笑 私はお酒の勢いで皆に下手な英語で臆せずに話しかけまくって、結構伝わらなくて困らせたりもしましたが、皆本当に良い人たちでした。それに、1晩のためにアムスから日本に来るこのフットワークですよ!シンパシーを感じるなあ!また来年も日本に来てほしいです。

ENGLISHハートブレイク?
ところで私が「今、英語を勉強しているんです!段々わかるようになってきました:)」と話すと、「なに急にやる気出してるの?」というようにちょっとバカにする笑顔で反応する人がいたり、「へーなんかカシコイね」みたいなまるで異次元の人のような反応がある気がします。でも、これは私たちが皆共通で体験したハートブレイクのせいなのではないかと思うんです。だって、中学~高校(あるいは大学)と英語を勉強させられたのに話せるようになった人がほとんどいないから。楽しい実感もないまま無理矢理詰め込まれて、できないと低評価を下されて、、英語は嫌で苦手なものになっているじゃないですか。私もそうだけど。間違うとすぐ直されるからだんだん言いたくても言えなくなるし、それじゃ楽しみを見いだせない。

楽しく英語を上達するために言語交換(私が英語を教わる代わりに、日本をを教える)の友人を探して交流しているのですが、思うのは、下手な日本語で懸命に話してくれると感動するし、私は日本語のネイティヴだから、文法や言い回しが間違っていてもまったく問題なく理解できるということ。伝わればいいし、やはりその人のキャラクターや内容が楽しい!
ベニーやメンバーと(酷いレベルだけど)英語で話せることは楽しかったし、海外の友人たちと英語でやりとりすることも、まだ苦労するけどそれでも楽しいことが多いです。楽しみであり続けることが大事なのかもしれません:)