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毎日(全然)短いブログ377 – 皆既月食、前橋のライブ、しなやかな覚悟
外に出ると皆既月食を見上げる人がたくさんいてなんだかほっとした。私も含め、スマホとにらめっこして過ごしているであろう人々が素朴な時間を楽しんでいるように見える。大きな橋の上では缶チューハイを片手に友人同士で集まって月を観察している人もいて、すごくいい時間が流れていた。私は皆既月食に到達したところまで眺めて夕飯に戻った。
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10/23の前橋クールフールでのLIVEはとてもいい一夜だった!企画の新井隆人さんは詩人で、前にも私をイベントによんでくれた群馬の芸術シーンを支えている一人だ。この日、私以外は全員ポエトリーの出演者だったが、そのおかげか私の演奏から歌詞をじっくり聞いてもらえて「届いた」手応えを感じた。それは何にも代えがたい幸せ!
クールフールは「アングラ、サブカルの聖地」というイメージがあるけど、終演後にクールフールの店長さんから「なんか柄でもないけど…ミムラスでまたライブブッキングするならいつ頃来れる?」と聞かれた。POPな音楽でコアに届いたのならとてもうれしい!
心の優しい共演者さんたちと過ごす打ち上げの時間に後ろ髪を引かれながら、東京まで一人ドライブで戻った。傷心で今にも泣き出しそうな気分がずっと続いていたが、一気に自分を取り戻した一日だった。
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人生は本当に読めなすぎる。今月から完全に個人事業主として独立した。それも成り行きでしかないし、もう別の世界に行ったことにして忘れようと思っていた誰かが戻ってきたり、自分の気持ちだって日々変わっていく。つかまる手すりがどこにもないような感覚で日々を生きている。「私は安心したいのよ(T T)」と誰かに泣いて訴えたいところだが、そもそも私の心は決まっているのか?心が決まるとは何だろう?
自分の本心や感覚をごまかさない、そしてそれで失敗しても私は自分で引き受ける、ということなのかもしれないな。
明日もしなやかに行きましょう。